HOME > メディア掲載 > 宗教工芸新聞

メディア掲載

宗教工芸新聞に連載「お客様を魅了するアートフラワーの世界」が掲載されました。

【坂本裕美 連載】『お客様をアートフラワーの世界」』(宗教工芸新聞2014年5月15日号)

(宗教工芸新聞2014年6月15日号より引用)

ご先祖さまがスキップして帰りたくなるお盆の花

そんなお花のある盆棚が作れたら大成功です。
疾風のごとくご先祖様のお帰りのお伴をするのは、もちろんキュウリの精霊馬で。
お盆の記憶は不思議とにぎやかで楽しいものばかりです。
私の生まれた長野県佐久地方では盆棚に供える食べ物といえば自家製のお鰻頭で、
小さい頃は、キッチンの祖母の隣に座って作るのをお手伝いました。
餡をうまく包むことができないと、こっそり餡なしで蒸し器の中へ。
食べる時、自分がそれに当たって残念だったこと…。
そんな話をすると、他地域の方々から「お盆にお鰻頭?!」とびっくりされます。
今いるところではお盆のお供えはおやきという郷土食ですから。
他にも迎え火を入れた小さな提灯を持たせてもらうのが子供心に誇らしかったり、
浴衣に三尺を結んで出掛けた盆踊りや花火大会。

また、盆花を摘みに行ったのも懐かしい思い出です。
祖母は家の庭や畑のあぜ道に様々なお盆用の花を栽培していました。
盆棚は色とりどりの大量の花々で、それはきれいに飾られました。
ミソハギ、女郎花、ほおずき、ダリアやホウセンカもあったと思います。
母の実家には後ろの山に女郎花や桔梗、ホタルブクロも。
乱獲のせいでしょうか、植生の変化のせいでしょうか、
裏山で当時の花を見つけるのが難しくなり、
信州でも都市部では盆花はお花市で買うのが主流になりました。
そうなると、かつてのような華やかな盆棚を再現するのは難しくなってしまいます。

そこで私の提案は、主役を生のお花にして脇役に高級造花のお供え花を飾る盆棚です。
子どもの頃の華やかな盆棚が原点の私にとっては、それがしっくりきます。
色鮮やかな生花でご先祖さまをお迎えするなら、
同系色の造花を組み合わせてグラデーションを作る。
あるいはその逆も。
少し季節を遡ってしまいますが、
フジの花もお盆に似合いそうな気がしてアレンジしてみました。
ご先祖さまがスキップして帰ってきてくださるとうれしいのですが。

(坂本裕美 アートフラワー作家 カラコレス代表)

多くのお客様から「こんなに綺麗なら喜んでくれるだろう」とご注文をいただいています。

お電話でのお問い合わせ・ご注文はこちら

「このお仏壇に一番合うお供え花を教えてほしい」など、
なんでもご相談ください。

0120-112-897 受付時間 9:00~20:00 土・日・祝日も営業

インターネットでのお問い合わせはこちら

ご相談窓口はこちら

まずは資料が欲しい方はこちら資料請求する

お供え花 ご相談窓口

ご自宅やお届け先のお仏壇にどのお花があうかわからない方、その他ご不明な点に坂本裕美がアドバイスいたします。

0120-112-897 受付時間 9:00~20:00 土・日・祝日も営業

お問い合わせはこちら

  • 資料請求はこちら
  • 坂本裕美プロフィール
  • メディア掲載
  • よくあるご質問
  • お客様の声
  • お手元供養はこちら 空間の花作家・坂本裕美の『花供養』
  • ご寺院様向け『アートのお供え花』
  • オーダーメイドのお供え花
お支払いについて

[代金引換] [銀行振込] [クレジットカード]

上記3つのお支払い方法でご購入いただけます

[全国送料無料][代引手数料無料]

すべての商品には花瓶がセットになっています(届いたその日からお使い頂けます)

ページトップ